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Los Angeles - SFV - Multi-racialな私たちの日常。


by yum773
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Mother's Day


日曜日。母の日。

「母の日は何して欲しい?」ってNが事前に聞いてくれたから、
”Breakfast in bedかなぁ、やっぱり”って返していたのに、

2度寝して朝10時まで起きなかったN(と私と少年)。
ま、そんなもんさねぇ~
別にベッドでご飯食べるの好きじゃないからいいんだけどw

軽く嫌味を言ったら、慌ててパンケーキ作ってあげる、と言って
家にパンケーキの素がないのに気づくや、スーパーまでひとっ走り、

Mother\'s Day_a0344385_22373448.jpg
クランベリー入りのパンケーキとスクランブルエッグを
作ってくれたN。

少年はな~んにも言わずもくもくと食べていたので、
あーあ、またか。毎年毎年、全然母の日に何かしようとか、
ないわけねぇ、この子は。と呆れ、
無理矢理「何か言うことあるんじゃない~?」と迫る私に
「あぁ、Happy mother's day...」とボソッとつぶやく少年(ーー;)
あ~あ、もう。。

夕方、Nと食材調達に出かけ、ステーキ肉や野菜を買って戻り、
6時くらいからバックヤードパーティのスタート。

Mother\'s Day_a0344385_22373415.jpg
今回は私からNママには、ワイン5本のプレゼント(爆)。
プレゼントって言いつつ、私も飲みますけどw
Nからのカードを読んで、ウルウルしていたNママ。

ステーキ肉、少年以外はNYストリップステーキ肉をカットしてシェアしたけど、
少年はきっとガッツリたくさん食べるだろうと、別でリブアイを買ってきて、

Mother\'s Day_a0344385_23275206.jpg
でーん。
「残していいからね。」と一応言っといたけど、
さすが成長期。食べ干しましたw
多分500㌘くらいあったんじゃないかな?もっとかな?
(写真は野菜がほとんどないけど、食べた後でした)

私はこちら。
Mother\'s Day_a0344385_22373539.jpg

前にやって美味しかった、ブルーチーズクランブルを乗せたステーキ。
スクラッチから作ってくれたマッシュポテトも美味しかった。
ご馳走様でした、大満足!

そしてまたもや、少年が焚き火を始め、
S'moreをやりたいと。

Mother\'s Day_a0344385_22373750.jpg

たまには付き合おうかな。私に1コ作ってくれる、って言うから。

Mother\'s Day_a0344385_22373641.jpg
焦げたマシュマロが飛び出してますけどw

一口食べて、買ってきた板チョコが分厚すぎて溶けてくれなくて
硬~いので文句を言っていたら、少年が、薄いチョコのS'moreと交換して
「いいよ、マミーこっち食べなよ」って言ってくれて
それだけでも、お、優しいじゃん。って思えたので、
この夜は十分幸せでした。

薄いチョコのS'moreもやっぱり甘すぎて私には無理だったので
残したらそれも食べてくれた少年。

こういう風に行動で思いやりを示してくれる時はたま~にあるから
母の日だからと何か特別に用意をしてくれてなくても、
いいんだ、この子は優しくないわけじゃない、って
自分に言い聞かせ。

夜、そろそろ寝る準備という時、
コンコン、とドアを叩いて入ってきた少年が

「はい」と私の前に立って何か差し出した。

何も書いてない封筒w

まさか!

開けてみると・・・カードでした。

いつの間に!?

いつかの放課後にでも、買ってきておいたのだろうか。
全然思いもしなかった。

学校で強制的に書かされたカードとかクラフト以外で
母の日に自分の意思で何か書いてくれたことって、初めてじゃないかな…

マミー、Thank you for everything.
あなたが居なかったら自分はこの地球に存在していないから。
愛してるよ。xxxx(少年の日本名)

最後は忘れかけの、ひらがなで何とか書いた自分の名前。

号泣でした(ToT)

泣いてる私を前に、照れくさそうに笑うしかなかった少年w
何度もハグをして、
「ありがとう!!この世でみんながあなたの敵になっても
ママはいつもあんたの味方だよ!いつもここにいるよ!!」
って叫んでた私でした(爆)。

思い出してみれば、ミドルスクール時代。
老人ホームの方々にカードを書きましょう、という先生の指示で
みんなどの生徒も思いやりあるメッセージを書き込む中、
「先生に言われたので書いています」とまんま書いてしまって
さすがに老人ホームに渡せません、と先生から報告を受けた、
恥ずかしいやら情けないやらな過去の思い出…

あの時は、この子に人の気持ちを思う感情の線みたいなものが
欠如しているのだろうか、と悲しくなったものでした。

ゆっくりと、ほんとにゆっくりだけど
人を思う心が育ってくれて、良かった。

この先もまだまだ、前途多難な少年だけど
とりあえず昨日は、一息ついて
日ごろの悩みを少し忘れて
温かい気持ちでいっぱいになれた、一日でした。

Nにも感謝。
少年が優しさを表に出せるようになるには
Nのおバカなほどの人の良さや、少年に対する優しさのおかげで
いい影響を与えてくれたからだ、と思う。

それにしても少年が選んでくれたカードに、
印刷されたメッセージ。

”いつもゲームの才能を磨く手伝いをしてくれてありがとう”
”これでゾンビによる世界の終末がやって来た時は
守ってあげられるよ、
それに、それを貴方が何より願っているって
実は知ってるから”

って、おいっ!

Commented by なか at 2017-05-16 09:12 x
私まで涙が(><) そんなことされたら号泣間違いなしです。渡してすぐに去るんではなくその場に残った息子さん、素敵です!!
Commented by yum773 at 2017-05-16 11:05
>なかさん、
ありがとうございます(≧∇≦)
反抗期も出口が見えてきたのかな?って思えた瞬間でした〜。だらしな〜くて努力をしない、手こずるティーンだってことには何の変わりもないんですけどね(^_^;)
Commented by mi at 2017-05-16 12:31 x
会社でランチ中に読んで泣いたー(^^;;
優しい子に育ってるやん!
反抗期はいっぱい自分を出したほうが大人になった時にいいんだよね!
うちの長女も反抗期に入ってきたよー
パパに厳しい発言・態度が増えて見てて(聞いてて)可哀想になってくる。
おかげで私が彼に優しくなってきた(笑)
Commented by yum773 at 2017-05-17 00:20
> miさん
ありがとぉ~。反抗期はあった方がいいとは言うけど、うちは反抗期にプラスしてだらしないからさ~。どんだけ言ってもシャキッとしなくて困るよー女の子はその点しっかり者だからいいな。でもそうかパパに厳しいか。でもmiが優しくなるのはいいことだね(笑)。お互いがんばろうね~。
by yum773 | 2017-05-15 23:54 | 日記 | Comments(4)